人生の中でも大きな買い物になるリフォーム。特にお風呂のリフォームにはこだわる方も多いようです。お風呂はいつでも快適に、ゆっくり入りたいものですよね。そんな皆さんは、お風呂のリフォームの前にイメージを確認したいと思いませんか?
実際のところ、「リフォームのイメージが明確には湧かない…」と言った声も少なくありません。
しかし、お風呂のリフォームは安い買い物ではありません。後悔しないリフォームをするためにも、事前の情報収集は非常に重要です。実は、お風呂の実際のリフォーム事例はブログに掲載されていることが多いのです。
ここからは、実際にお風呂のリフォームをした業者やお客さんのブログをご紹介していきます。この記事を読めば、実際にどのようなリフォームがあなたのお風呂にとって理想的かが理解できることでしょう。何日かけてどのようなものが出来上がったのか、ご参考までにご覧ください。
お風呂のリフォーム手順
まずはお風呂のリフォームをする手順についてご紹介していきます。
1-1. 予算を決める
初めに大体の予算を決めましょう。お風呂のリフォームは総額40万円~150万円と、ものによってかなり幅があります。選ぶお風呂の製品によって金額もかなり変わるのです。
また、既存のお風呂を壊したり間取りを変えたりする工事が必要な場合もあります。
工事費がかさむことも考えて、お風呂の本体価格は余裕をもった予算を組みましょう。
1-2. ショールームなどで商品を見る
続いて予算に見合う商品探しです。有名なメーカーでいうとTOTOやLIXIL、パナソニックなどがあります。
こうしたメーカーはショールームを各地に展開しているので、実際に足を運んで製品を見たり体験したりしてみましょう。
ネットの情報だけではイメージしにくい使用感なども、実際のお風呂を目の前にすることでリアルに感じられます。
自宅のお風呂にはどのようなデザインでどんな商品があるか、絞り込んでいきましょう。
1-3. リフォーム業者を選定する
商品やメーカーの目星がついたら、続いてはリフォーム業者の選定です。特に安さを追求したい方にとってこのステップは重要です。
お風呂のリフォーム金額は依頼する業者によっても大きく変わります。そのため業者は必ず3社以上に声をかけましょう。
そして相見積もりであることを伝えたうえで見積りを依頼します。これにより、価格が通常よりも少し下がる可能性があります。さらに親切な対応をしてくれる業者を探すのにもおすすめの方法です。
1-4. 現場調査をする
業者が決定したらいよいよ現場調査に入ります。現場調査では実際に作業員が家に来て、間取りを測ったり部材や現在のお風呂の劣化状況などを判断します。
これはただ丁度いいお風呂のサイズを測るだけの作業ではありません。どのような工事が必要か、最終的な見積もりを算出するための作業でもあるのです。
場合によっては既存のお風呂が劣化しており、補修工事が必要な場合などもあります。
1-5. 見積書をもらい着工
現場調査を経て、詳細な見積書が提示されます。工事費や材料費用は細かく聞いておくことをおすすめします。
そしてあらかた説明を受けた後、ようやく工事が始まります!
元々のお風呂がユニットバスの場合は工事が最短1日で終わる場合もあります。しかし大体のリフォームの場合は4日~7日間かかるとされています。補修工事が入る場合はさらに伸びるケースも。
工事をしている間のお風呂をどうするかは事前に検討しておくのがおすすめです。
リフォーム前にブログをチェックする理由
お風呂をリフォームする前に、リフォーム業者や一般人のブログを見て参考にすることをおすすめします!ブログを参考にするメリットを簡単にご紹介します。
2-1. 実際にリフォームした人の生の意見が聞ける
一番の理由は、現場の声を聞けるという点です。なかなかお風呂のリフォームについてイメージがつきにくいという方も多いでしょう。
そんな時に他人のリフォーム事例をブログで見ることで、お風呂のリフォームというもののイメージがしやすくなるのです。
どのくらいの期間でどんなお風呂に仕上がるのか、など具体的なデータがブログには詰まっています。リフォーム後の生の声が聞けるのもブログならではのメリットです。
2-2. 思わぬ落とし穴に未然に気付ける
リフォームはその家によって手順も工数も変わります。そのため自分のお風呂をリフォームした時に、どんなトラブルがあるか分かりません。ブログを読んでいると、そんな落とし穴に未然に気付けることがあるのです。
例えば脱衣所の床がなんとなくやわらかくなっていたのはお風呂の浸水が原因だった!というブログで、結果的にリフォーム時に補修代金が発生したなど。
このようなブログを読めば、「補修代金にはいくらくらいかかるのか」「浸水しているとどのようなリスクがあるのか」など様々なことに未然に気付くことが出来るのです。
2-3. 写真で完成したお風呂を見ることが出来る
ブログは実際のお風呂の完成形を見るためのツールとしても使えます。ブログには画像が付き物です。
そこには必ず完成したお風呂の写真が載っているでしょう。ショールームにあるお風呂とは違う、よりリアルな姿の製品を見ることが出来るのです。
狭い空間にこの製品を入れたらどうなるのか、暗めのお風呂でこのデザインは映えるのか、などなど。より自宅のお風呂に製品を導入した時のイメージがわきやすくなります。
実際にお風呂をリフォームした人(業者)のブログ
それでは実際にお風呂をリフォームした人やリフォーム業者のブログをピックアップしていきます!リフォームのテーマごとにご覧ください!
3-1. デザインをアップグレードしたリフォーム
2018年8月のリフォームです。マンションに備え付けのユニットバスから、丁度その頃発売となった「TOTOシンラ」へリフォームしたという体験談です。
元のお風呂に壊れた訳ではなく、「デザインのアップグレード」が今回のリフォームのテーマだったようです。
人工大理石を贅沢にあしらい、ブラックの浴槽というデザインは非常に高級感があります。さらに浴槽の構造にもこだわっており、楽な姿勢で横たわれる設計。
肩や腰の位置にお湯をかけてくれる「楽湯」というシステムが依頼主さんは非常に気に入ったようです。
3-2. 冬場の寒さ対策についてのリフォーム
リフォーム北九州の現場ブログ「癒しのベージュを取り入れました★」
2019年11月のリフォームです。季節は冬にさしかかり、お風呂が寒い時期になりました。
このお宅でもタイルの床がひんやりと冷たく、空間全体が寒いことにお悩みだったようです。そこで既存のお風呂を全て取り壊し、「TOTO サザナ」を導入!
TOTOのユニットバスには「ほっからり床」という温かみのある床素材が装備されており、体感する足先の冷たさが軽減されています。
カラーも全体的に暖色で落ち着けることで温かみを演出。保温性についても、最新のバスタブにアップグレードしているので追い炊きの回数が減るでしょう。
3-3. 脱衣所を広げたリフォーム
2019年8月のリフォームです。このお宅では脱衣所が狭く、お風呂の洗い場に余裕があったようです。
そこでリフォームを機に、お風呂を少々コンパクトにして脱衣所を拡張しました。新しいお風呂に使用したのは「TOTO サザナ」。この製品は一軒家にもマンションにもよく使われる人気売れ筋商品です。
モロッコミントというアクセントパネルがお風呂をシックにまとめ上げており、非常に統一感のある美しいお風呂になりました。
このリフォームではついでに洗面台なども新調したようです。お風呂との境目になる壁面も綺麗に舗装され、新築のようになりました。
3-4. 間取り変更のリフォーム
2019年7月のリフォームです。このお宅ではお風呂の奥にあった浴槽を右側に壁付けするように間取り変更をしています。
これにより、今までよりもお風呂の幅が長くとれるのでゆったりとしたお風呂が楽しめるようになったようです。ちなみにこれもまた「TOTO サザナ」。
さらにこのリフォームでは窓の取り換えも行っています。お風呂の位置を変えたことにより外から見えるリスクがあるので、可動式ルーバーを取り付けることで目隠しに。
入浴中以外は換気もでき、光も取り入れられるので明るく清潔なお風呂に仕上がりました。
3-5. お風呂の保温性を高めたリフォーム
リフォーム北九州の現場ブログ「第二の人生を快適に★お風呂のリフォームはいかがですか」
2019年5月のリフォームです。ちなみに春と秋はリフォームが混み合う時期なので準備はお早めにすることをおすすめします。
このお宅のお風呂はとにかく寒く、浴槽の保温性も低かったようです。ステンレス製のお風呂は冷えやすいので、保温性の高いものへ変更。
採用したのは「パナソニック オフローラ」です。オフローラは高い保温性の他に、浴槽内にマイクロバブルを発生させて肌に温感効果をもたらすことが出来ます。
お風呂を出た後も湯冷めしにくいことで人気の機能です。カラーもホワイトを基調として、寒々しさが無くなりました。
3-6. 機能性を高めたリフォーム
こちらのお宅では、将来のことを考えてより機能的なお風呂にしたいという目的でリフォームを決めたようです。元々は在来工法で作られたタイル張りのお風呂でした。
そして採用したのは「LIXIL アライズ」。高いデザイン性と機能性を兼ね備えたユニットバスです。
床の水はけがよく、保温効果も抜群。さらに掃除がしやすい素材にもこだわっています。
そしてこのリフォームで出入り口の段差を解消。安全性にも高い意識を置いたリフォームです。
3-7. 掃除の楽さを追求したリフォーム
こちらのお宅ではお風呂の汚れが気になっていた様子。掃除の楽なお風呂を、ということで採用したのは「TOTO WGシリーズ」です。
このユニットバスは床から天井にいたるまで、汚れのつきにくいコーティングを採用。防カビ性に優れているのはもちろん、人の皮脂などもつきにくく汚れもサッと簡単に落ちます。
そもそも汚れが付きにくいので、お手入れをそこまで入念にする必要もありません。忙しい方におすすめのユニットバスです。
3-8. 天井を上げるリフォーム
ホームプロ「ユニットバスの天井高を15cm上げ、開放感が生まれました!」
マンションでの施工です。既存のお風呂の汚れと狭さが気になるということでリフォームしました。
今回のリフォームでは新しいユニットバスを導入すると同時に、天井高を15cmアップさせたそうです。マンションの規約によっては出来ない場合もあるので、こうした工事を行う場合はよく検討しましょう。
たったの15cmに思えますが、画像を見ると全く違う印象に仕上がっています。かなり開放的なお風呂に仕上がりました。
またこれに加えて浴室乾燥機なども装備したようです。こうした追加装備ができるのもユニットバスならではといえます。
3-9. 安全性を高めたリフォーム
安全性を考えたリフォーム事例です。このお宅ではより安全で快適に入れることを目的にリフォーム。
お風呂の出入り口の段差をフラットにし、随所に手すりを付けました。これによりお風呂場での転倒防止などにつながります。
また床は床暖房付き。ヒートショック防止にも一役買ってくれる機能です。
浴槽の保温性も高く、家族の入浴時間に間が空いても安心。ちなみに総額約130万円で、工期はおよそ1か月だったそうです。
ただしこの場合は介護保険を適応しているので、実質の自己負担額は一部でしょう。
まとめ
お風呂のリフォームブログについてご紹介しました!
一般の人が書いているブログもあれば、施工業者が書いているブログもあります。
いずれにしても、リフォーム前の参考になるので是非読んでみて下さい!
気になる製品があれば、製品名でブログを探すのもおすすめです。