浴室リフォームの匠、KANTECです。
夏場はシャワーで済ましがちな方でも、寒くなってくると湯船に浸かってゆったりとくつろぎたいとお考えの方は多いと思います。
ところで、みなさんがお風呂に入るときや出るときに気になることは何ですか?
肌寒い季節になってくると、浴室への出入りの際の寒暖の差を挙げる方も多いかもしれません。特に寒くなって来る時期は浴室の床も冷え、ヒートショックによる血管系のトラブルが心配になりますよね。
ここでは浴室の床暖房リフォームの事例を基にして、導入する真意を実際にリフォームの匠が解説します。
寒い季節でもお子さんからご年配の方まで、体にやさしい浴室の床暖房リフォームについてご紹介することで、快適なバスライフを手に入れる材料がまた一つ手に入ることでしょう。
浴室の床暖房リフォームの事例からみた導入の意義
床暖房のリフォームには、大きく分けて2つあり、
●電気やガスで温水を作り、その温水で床を温める温水パイプ式
●電気を発生させる機器を床下に設置する電気ヒーター式
があります。どちらか判断に迷う際は温水パイプ式にしてみましょう。柔らかな温かさは身体に優しく、コチラのほうが現在の主流です。
床の仕上げは、
●木材系パネルを用いるタイプ
●温水マットタイプ
●大理石タイプ
など、バリエーションも豊富です。これらは実際の浴室の壁やスタイルに合わせて選びましょう。
遠赤外線による輻射熱(輻射熱)で足元からぽかぽかとあったかく、冬場の危険で不快な温度差を気にすることなく、快適にバスタイムを過ごすことができます。
また導入する意義としてはやはりヒートショック対策が大きいと思いますが、それだけでなく、お掃除のしやすさや、タイルの目地の防カビにも一役買ってくれる嬉しい効果もあります。
気になる費用面
浴室の床暖房リフォームを検討する際、どの位の費用がかかるかイメージしにくいと思いますが、床暖房を設置する際、ユニットバスのリフォームか在来工法のリフォームを行っていく形になります。
「ユニットバスに床暖房を設置」
相場としては、だいたい10万~15万円ほどかかるようです。
「在来工法の浴室に床暖房を設置」
相場としては、だいたい15万~20万円ほどかかるようです。
※浴室の床下に床暖房をつけられない場合は、別途設置できる状態にするための工事費がかかります(床下の配管等の移動や撤去を伴う場合の費用は約2万円前後。面積によります)。
まとめ
いかがでしたか?遠赤外線によってダイレクトに体感できる浴室の床暖房リフォーム。
冬場でも、お風呂に入る前からあたたかく、浴槽から出て全身を洗う時もあたたかい浴室なので、もうガタガタ震えることなくゆっくりと洗ったり、流したりすることができます。
また、一番風呂がお好きな方にも、浴室の床暖房リフォームを施していれば、オールシーズンを通して、安心してご入浴いただけますよ!
浴室のリフォームと言っても、比較的手が届きやすい浴室の床暖房リフォーム。毎日過ごす場所なので、ぜひ快適で安心感のある空間となるよう、浴室の床暖房リフォームを考えてみてはいかがですか。