浴室リフォームの匠、KANTECです。
タイル張りのバスルーム。
非常に美しい浴室ですが、どうしてもカビや経年劣化によるタイルのヒビなど、見た目が損なわれるだけでなく、土台そのものや、安全面でもリスクを伴ってきますよね。
しかしここでご紹介する、タイルを選ぶ基準を知っているだけで、後悔することのないタイル張りのバスルームを再現することができるんです!
筆者もお客様から壁や床のタイル張りバスルームをご相談された際に、アドバイスしている項目です。
そこで今回は、浴室をリフォームする際のタイルの張替えについてのポイントを壁と床ごとにご紹介いたします。読み終えた後あなたは、タイルを選ぶ目が肥えていることでしょう!
豊富な浴室用タイルから賢く選ぶ
タイルには、実に様々なデザインがあります。
また、タイルを選ぶ際の特徴として、耐熱性と耐水性が挙げられます。サイズも豊富なので、いざ浴室をリフォームしようとする際に、どのタイルで張替えればいいのか悩んで迷ってしまう方も多いことでしょう。
更に浴室のリフォームでは、壁や床などでそれぞれ特徴の違うタイルの張替えが必要となってくるケースが多いです。
以下でそれぞれのケースで押さえておくべきポイントをご紹介していきます。
浴室リフォーム(壁)のタイルの張替え時には―
ずばり、お掃除がしやすく、お手入れや維持がしやすいタイルを探しましょう。
●汚れがつきにくい表面がツルツルした素材のタイル
●サイズが大きめのタイルをあえて選んで目地を少なくする
といった特徴のあるタイルがおすすめです。吸水力が弱いタイルを選べば、防カビ・凍結対策も期待できます。
少しでも手軽にカビや水垢を落とせる素材のタイルを選ぶなど、素材の特徴をしっかりとリサーチして、自宅の浴室に最適なタイルを選んでいきましょう。
浴室リフォーム(床)のタイルの張替え時には―
浴室の床は足が直接触れるので、安全面を最大限に考慮し滑って転倒しないタイルを選びましょう。
カタログなどに記載されている用途区分の「浴室床○と◎」のタイルを選ぶのが絶対条件です!
とはいえ、転倒防止のために足裏がザラザラするものは不快ですよね。滑りにくいだけでなく、触れてみて余計な摩擦がなく心地よいタイルを選びたいもの。
そのため、実物を直接触りに行くことは大切です。タイルの種類によっては吸水力が弱いものからヒンヤリ感を感じにくいものなど非常に豊富!直接、目で見て、触って、選ぶことをおすすめします!
近年はユニットバスが浴室の主流を占めるようになりましたが、タイルの持つ温もり、高級感、個性にはやはりかないません。安全面を最大限に考慮し、こだわりの床タイルを探しましょう。
浴室リフォームのタイルの張替えにかかる費用
浴室のタイルの張替えに必要な費用は、リフォームを行う箇所や度合いによっても変わってきます。一例をご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。
●在来工法の浴室のタイル張替え(壁&床)の場合:15~25万円。
※広さや経年劣化の度合い、土台の状態や目地の大きさなどによって、追加費用が発生する場合があります。
●ユニットバスのパネルからタイルに張替える場合:15万円~20万円。
※業者によってはユニットバス用のタイルに張替えができない場合もあるので、しっかりと業者に確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
浴室リフォームのタイルを張替える際は、カビや腐食など今後のお手入れのことも考慮することが大切です。
その中でも、
「壁タイルはお手入れ重視、床タイルは安全面重視!」
これは意識しておいてくださいね。
しっかりと口コミや実績などから最適な業者を見つけて、安心してお風呂に入れる幸せな浴室を手に入れてください!
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