浴室リフォームの匠、KANTECです。
今や空前の古民家ブーム。古い浴室も、レトロだとか味があるとかで、好きだという方も少なくないようです。このような昔ながらの浴室は在来工法と呼ばれています。タイルが敷き詰めてあるのが特徴的ですね。
しかしこの在来工法浴室は、メンテンスを怠ると不便な箇所や安全面で不安が残る部分が出て来るのも昔ながらの浴室の特徴のひとつ。
最近では弊社にも、在来工法からユニットバスへのリフォーム依頼が非常に増えてきました。
そこで古い浴室から、お手入れが楽で今風のバスルームにしたいとお考えのみなさん!今回は、浴室のリフォームを在来浴室からユニットバスに変えたいという方に耳寄りの情報をご紹介いたします。
在来工法の浴室は、いきなりリフォームに取り掛かるのではなく事前の確認事項が大切。これを読めばきっとスムーズにユニットバスの浴室を導入出来ることでしょう!
最も大切なこと、それは現状を知ること
みなさんのお風呂は現状、どのような状態ですか?
たとえば…、
●足が伸ばせない
●寒い、足がひんやりする
●段差がある
●タイルが剥がれて危険
●カビ
●経年劣化による腐食
などがすぐさま挙がってくるのではないでしょうか。
在来工法を維持したままこれら問題点を解決しようとすれば、それぞれの問題点に応じて改善しなくてはならなくなり、結果としてすべての問題をクリアした時には膨大な時間とコストがかかってしまった!となりかねません。
上記の問題点で3つ以上の気になる点があれば、早速前向きにユニットバスへのリフォームを考えましょう。
手に入れることのできるメリット
一昔前まで戸建てで多かった在来浴室。
今では戸建てでもユニットバスが多くなってきています。ユニットバスのメリットは何と言ってもその手入れのしやすさ。床や壁の素材もお手入れ重視にパッケージされています。
また明るい室内になることもメリットのひとつ。材質も豊富で、充分あなたの望みが叶う組み合わせが見つかることでしょう!
在来浴室からユニットバスにリフォームすることで叶う安全性
ほかにも、結露やカビに悩まされている方にもおすすめです。
またバリアフリーの観点からも、脱衣所から浴室までの導線をフラットにすることができるのも、魅力のひとつ。
お子さんが小さかったり、年配の同居人がいたりするご家庭では、段差や寒暖の差、カビは大変リスキーです。家族みんなで快適に過ごせる浴室のリフォームを計画していきましょう。
在来浴室からユニットバスにリフォームする際の費用
浴室の状態や土台そのものの経年劣化状況によって費用は変わってきます。また、ユニットバス自体もグレードタイプ別で金額が大幅に変わってきます。
詳しくはコチラの記事で紹介していますが、ユニットバスを取り扱っている各メーカーはそれぞれ予算に応じたユニットバスのグレードを設定しています。
実際にかかってくる費用はそれらグレードから選択したユニットバスの値段と、施工業者の施工費用、これらを合算した金額になります。
在来浴室からユニットバスへのリフォームにかかる費用は総じて、目安70〜200万円が相場のようです。(だいぶん幅がありますが…その理由はコチラの記事を参考に)
どのくらいの期間を要するのか
工期は浴室の状況によって異なります。
ユニットバス同士を交換するのならば比較的短い期間で入れ替え可能なのですが(詳しくはコチラの記事)、在来工法からユニットバスへの変更は実際にリフォームを開始してから、追加で必要となってくる作業が発生することもあり、その場合は当然工期も延びてきます。
目安としては、およそ2〜3週間です。
まとめ
いかがでしたか?
在来浴室からユニットバスへリフォームすることで、今までできなかったこと、不便に感じていたことが解消され、快適なバスタイムを過ごすことができます。
ユニットバス本体のグレードタイプによって価格帯はピンからキリまであります。幸せなバスタイムのためには、実績のある業者を選び、工程ごとにどんな費用がかかるかしっかりと把握することも大切です。
浴室リフォームで在来浴室からユニットバスへ変えることで、明るくお手入れのしやすい浴室に大変身。心から満足感のあるリフォームを叶えて、幸せなお風呂ライフを手に入れてくださいね!