浴室リフォーム 費用

お風呂のリフォームが高い!出来るだけ安い見積りをもらうにはどうすればいいの?節約の秘訣を一挙大公開します!

お風呂のリフォームは20年から30年スパンで訪れる大きなイベントです。皆さんは、そのリフォームを安く済ませる方法をご存知ですか?

実際のところ、「リフォームしたいけど、かかる値段が気になっている…」という方も少なくありません。

お風呂の老朽化は、汚れが気になるだけでなく水漏れなどの危険性も伴います。これからも長く安全に快適なお風呂に入るためにも、リフォームは必要なのです。しかし、そうはいってもお風呂のリフォームにはかなりの値段がかかります実は、その費用の抑え方を知っているかいないかで大きく差が出る可能性があるのです。

ここからはお風呂のリフォームをより安くするための節約術を一挙大公開します。この記事を読めば、どうすれば安くお風呂のリフォームができるかが理解できることでしょう。

 

お風呂のリフォームにかかる費用と相場

まずお風呂のリフォームにはどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。

1-1. お風呂の本体費用

まずお風呂の本体価格です。一般的に浴槽だけなら10万円~40万円程度。もちろんサイズにもよりますが、一般的な大きさだとこのくらいの価格が相場です。

また「ユニットバス」は浴槽・床・天井・壁などお風呂全体の部品がセットになっています。

この場合はおよそ50万円~100万円という価格帯が相場です。

この価格はメーカー小売希望価格を参考にしているので、実際の市場ではさらに割引された価格で販売されているものもあります。

1-2. 工事費用

続いて工事にかかる費用です。工事にも色々な種類があります。

例えばユニットバスをただ交換するだけの工事。この場合の相場はおよそ20万円~50万円程度です。しかし元々のお風呂がユニットバスではない場合、壁や床などの取り壊し作業が発生します。

そのためこの価格にさらに10万円前後追加で工事費が上乗せされます。

また、ユニットバスではなく全てをオーダーメイドで仕上げる場合、さらに工事費は上がります。

この工法を「在来工法」と呼び、この工事の場合は使用する素材やデザインによって大きく工事費が変わります。中には工事費だけで100万円を超える場合もあるようです。

1-3. その他取り付け費用など

お風呂を丸ごと交換するのではなく、一部だけを交換したり取り付けるのもリフォームの1つです。

例えば浴槽だけを交換するなら10万円程度で工事できる場合もあります。

他にも床や壁を塗りなおして綺麗にするという塗装だけなら10~20万円が相場。塗装ではなくシートを貼って舗装する工事なら4~10万円で出来るものも。

お風呂のドアを交換するだけなら3~10万円程度で工事することが出来ます。

 

少しでも安い見積りをもらうには

それでは早速、少しでも安い見積りをもらうためのコツをご紹介します!

2-1. お風呂のリフォーム専門業者を選ぶ

1つめはお風呂に特化したリフォーム専門業者を選ぶという点です。

こうした業者は、家全体のリフォームを請け負う会社よりも安い見積りを出してくれる傾向にあります。その理由は、商品や部材の仕入れにあります。

お風呂専門のリフォーム会社は、お風呂に関するリフォームアイテムを大量に一度で仕入れるため仕入れ値が抑えやすいのです。

そのためこちらへの見積りも安くしてくれやすいという傾向があります。

2-2. 大手家電量販店で工事を依頼する

EDIONやヤマダ電機などといった大手家電量販店で依頼するのも節約術の1つです。

こうした家電量販店では価格競争が激しく、元々の商品価格もかなり抑えられています。また値引きもしやすいので、無理のない予算で依頼することが可能です。

大手ということで店舗も全国に多くあり、足を運ぶのも比較的簡単でしょう。

一方、お風呂の専門リフォーム業者に比べて商品のラインナップは少ない傾向にあります。

基本的に売れる商品を中心に入荷するので、細部まで自分のこだわりを反映させたお風呂を作り上げたいという方にはあまり向いていないかもしれません。

2-3. 3社以上に見積りを依頼する

業者は最低でも3社以上検討しましょう。自宅から何度も足を運ぶことが出来、かつ安くて評判もいい業者の上位3社以上をピックアップします。そしてそれら全てに一度、見積もりを依頼しましょう。

これを「相見積もり」といいます。相見積もりをしていることはそれぞれの担当者に言ってしまってOK。

逆にこの効果でそれぞれの業者間で値引き競争が起きます

2-4. 値引き交渉する

続いて値引きです。見積書が提示されたら、その内訳を徹底的に聞きましょう。

中には担当社が良かれと思って入れている不要な工事などもあったりします。出来るだけ見積りを細かく読み取り、不要な部分はそぎ落とすのが節約の基本。

そしてさらにもう少し安くならないかどうかストレートに聞いてみるのもアリでしょう。すぐに見積りを了承せずに値引きの可否をさらっと聞いてみるのは効果的です。

もちろん極端にごねて値引きを強制するのは、担当者との信頼関係も損なうのでおすすめしません。

2-5. 最低限の工事にする

自宅に必要な工事は何なのか、今一度考えてみましょう。

本当にユニットバスを丸ごと取り換える必要があるでしょうか。壁や床のカビが気になるだけなら、部分的にコーティングするという手もあります。浴槽が使えるならそれを再利用するのもアリです。

工事は範囲が広く、手間がかかるほど見積りが高額になっていきます。

手を加えずに済む箇所があるなら、そこを工事内容から除くというのも節約術の1つです。

2-6. 商品のグレードは最低限に抑える

浴槽やユニットバスなど、商品を新しく購入する場合はそのグレードを検討しましょう。

例えば浴槽1つとっても様々な素材があり、そして様々なグレードがあります。

もしデザインや質感などに特にこだわりがなければ、スタンダードなグレードのものを選ぶのがおすすめ。グレードは上げるとキリがありません。

本当にこだわりたい部分にのみ、しっかりとお金を回すようにすれば無駄な出費が無くなります

2-7. オプションを付けない

思わぬ出費の原因となりがちなのが「オプション機能」です。例えば浴室暖房乾燥機の取り付けや追い炊き機能の追加など。

これまでにない便利機能を付けることは非常に魅力的です。担当者も上手なセールストークでオプション機能をおすすめしてくるでしょう。

しかしここで全てにYESと答えないことが重要。本当に検討を迷うようなら、ショールームなどで実際の使い心地を体験してから慎重に決めましょう。

安易にオプションをつけてしまうと、見積りに10万円以上加算されてしまうことも珍しくありません。

2-8. 部分的にDIYをする

部分的にDIYして自分でリフォームを行うのも節約の1つ。

しかしお風呂のリフォームは多くが専門的な知識と技術を伴う工事です。そのため素人が手を出すべきではない工事も多数。

DIY出来るとすれば、以下のようなリフォーム内容でしょう。

  • シャワーヘッドの交換
  • タイルや壁パネルの装飾
  • タオルハンガーの設置
  • 部分的な壁、床の塗装

これも失敗するとかえって再び業者に頼む手間が増えるので、出来る範囲で無理なく行うのがポイントです。

 

あまりに安い見積りは危険

見積りを安くしてもらう節約術についてご紹介しましたが、極端に安い見積りを出してくる業者はかえって危険です。ここからはその危険性の理由についてご紹介します。

3-1. 当日に追加料金を取られることも

あまりに安い見積りの場合、追加料金の請求に注意が必要です。追加料金とは、工事の当日イレギュラーにかかった費用のこと。

基本的な工事内容は全て見積りに含まれており、当日急遽どうしても必要になった部材や機器がある場合に追加料金が発生します。

しかし悪徳業者の場合必要な工事内容を見積りに入れず、見積り全体を安く見せるというケースもあるのです。

3-2. 手抜き工事をされることも

あまりに値切り交渉をしつこくしてしまうと、このような事態にもなりかねません。そのため値切りはほどほどで身を引くのが吉です。

あまりに予算をしぼっても、必要な工事が出来なくなり結果的に手抜き工事や血管工事をされてしまっては元も子もありません。

担当者との関係が悪化してしまえば、こうした事態のリスクもより高まります。

もちろん、予算を引き下げなくても手抜き工事をする悪徳業者も中にはいるので注意しましょう。

3-3. アフターフォローが無い場合も

通常、工事をする業者はアフターフォロー体制をしっかりと組んでいます。もし何かあったらいつでも電話できるサポートセンターがあるのが普通です。

しかし業者によっては、こうした体制がないところもあります。また、無料保証期間がないというのはもってのほか。

万が一何かあったときに全額自己負担となってしまうので危険すぎます。こうした保証制度を削ってまで見積りを安くする業者は信頼できません。

3-4. そんな事態を防ぐためには

見積りの安さだけでは、業者の良し悪しは判断できません。

だからこそ3社以上の業者から見積もりを取り寄せ、相場観を養いながら比較検討することが重要なのです。

見積りの細部まで見ていけば、どの見積りに何が含まれていないのか分かります。逆に不要なものが含まれていれば値引きの交渉材料にもなるでしょう。

また担当者の態度なども重要です。親身に話を聞いてくれて、相性がよいと感じた担当者にお願いすれば工事もスムーズに行くでしょう。

 

他にも節約術あり

実はお風呂のリフォームに関する節約術はこれだけではないのです。最後に実費を抑えるための節約術をご紹介します。

4-1. リフォームローンを使う

実はお風呂のリフォームをローン支払いすることも出来ます。

業者によって出来ない場合もありますが、これを使うことで一度に大きな額を支払う必要が無くなります。一度に大きな支出があるのは困るという方に最適です。

しかもこのローン、審査のハードルが非常に低く担保なしで利用できるものもあります。住宅ローンと違ってお手軽に利用できるので、気になる方は是非調べてみて下さい。

4-2. 補助金制度を使う

実はお風呂のリフォームをすると、国から補助金が出る場合があるのです。

その条件は3つ。

  1. バリアフリー化に該当するリフォームか
  2. 省エネ性能をより高めたといえるリフォームか
  3. 長期的に住める優良住宅といえるリフォームか

これらのいずれかに該当すれば、申請して国から補助金をもらうことが出来ます。ちなみにそれぞれの細かい条件や判断基準は国土交通省のHPにてご確認ください。

申請をする場合は事前に余裕をもって行うことをおすすめします。

 

まとめ

お風呂のリフォームで安い見積りをもらうためのコツをご紹介しました!

お風呂のリフォームは高額だから仕方ないと思ってしまいがちですが、ちょっとした工夫と意識で見積りを抑えることが出来ます。

是非今回ご紹介したコツを参考に、お得なリフォームを実現してください!

 

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